糖尿病は、欧米では『サイレントキラー』と呼ばれています。
その理由は、本人が気づかない間に症状が進んでいき、合併症が出て初めて糖尿病に気付くという方が殆どだからです。
動脈硬化や心臓に異常を感じてからでは、遅すぎることが多いからです。
糖尿病との戦いはまさにこの合併症との戦いです。
高血糖状態が長期間にわたると血管が傷つけられ神経や破壊され感覚が異常になります。全身の臓器や部位等へも機能障害が起こります。進んでから後戻りはできません。
糖尿病で一番多い合併症は、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害の3つです。
網膜症は失明へ、腎機能低下は腎不全に移行して血液透析へ。神経障害は、足の壊疽から切断へ、このように全身を蝕んでいきます。
しかし、少しでも早く検査を受けて高血糖の可能性や状態を把握できていれば、健康で規則正しく節度ある食事と適切な運動で血糖値はコントロールすることが可能です。
まずは一日の生活を見直しましょう。
起床時間、睡眠の内容(浅いか、深いか? ぐっすり疲れは取れているか?)
三度の食事の内容、野菜と炭水化物(米・めん類等)と肉類のバランス、アルコールの摂取状況、喫煙の有無や量、日常の運動量、等々のポイントを一度静かに分析してみてください。
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最後に、ストレスも危険な要素です。自らのストレスとは排除するのではなく、上手にお付き合いする方法を見つけましょう。
軽度の運動を一番おすすめします。
朝夕の気候のよいときに、軽く汗ばむ程度のウオーキングや自転車での散歩(ポタリングといいます)はからだの血液のよい流れやストレス発散には最適だと思います。
『さあ』がんばって歩きましょう。