食事療法を行ううえで、外食とどう付き合っていくかは、とても重要な問題です。
家庭での食事療法は、自分でゼロから行えますが、外食では、料理内容があらかじめ決まっているので、思うようにコントロールできない点がたくさんあります。
しかも、外食メニューの多くは、炭水化物と脂質が中心の高カロリー、高脂肪食です。
高カロリー食があふれている現在では、自分に合ったメニューを選び健康を守るために出された料理を残す、油ものであれば衣をはがして食べるということはいたし方ないことです。
外食を上手に使いこなすには、メニューを見ただけでだいたいのエネルギー量がわかることが理想的です。
外食カロリーブックなどを参考にして頭にイメージしておきましょう。
加えて、外食は一日一回にとどめ、不足しがちなビタミン・ミネラル・たんぱく質を家庭の食事で補いましょう。
コンビニ弁当や調理パンなども栄養の片寄りやエネルギー過多になりがちです。
この部分は外食と同じです。
保存料が使われている場合は、ガンの一要因ともなりますので注意が必要です。