骨と関節に起こる合併症

糖尿病の治療をしないでいたり、不適切な治療を長く続けていたりしますと、骨や関節にも合併症が起こります。

すなわち、骨や関節の病気に糖尿病が、いわば追い風の役割を果たして悪い影響を及ぼしているのです。糖尿病に合併する骨や関節の病気は、骨自体のカルシウムが減少して、薄くもろくなる「骨減少症」、手の関節が動きにくくなる「バネ指」、痛みもなく骨折を起こす「シャルコー関節」などがあげられます。