会社勤めなら、健康診断で糖尿病の定期検査もできますが、自営業の方や主婦の方、忙しくて検診を受けられない方は、自宅でできる糖尿病検査キットなどを利用してはいかがでしょう。
『異常なし』という結果でも100%安心はできませんが、自分の健康状態を管理する意識が芽生え、異常があれば病院へ行くきっかけにもなります。
また、血糖値が高いといわれた境界線型の人は、定期的に数値を知るためにも役立ちます。
こんな症状のある方は検査してみましょう
- 1年以上定期健診や健康診断をうけていない
- 太り気味
- 40代以上
- 運動不足
- 忙しくてゆっくり休めない
- 常にストレスを抱えている
- お酒をたくさん飲む
- 疲れやすい、疲れが取れない
- 尿の回数、量が増えた
- 喉が渇く
- 家族や親せきに糖尿病の人がいる
これらは、糖尿病になりやすい人、糖尿病の自覚症状の特徴です。
気になる症状があれば、一度糖尿病検査を行っておきましょう。
糖尿病検査キットの種類
糖尿病検査には、尿検査と血液検査があります。
血液検査に比べ尿検査は誰でも手軽にできるというメリットがありますが、より正確に検査したいとう場合には血液検査の方が適しています。
糖尿病尿検査
試験紙に尿を直接かけて検査します。
10~30秒で試験紙の色が変色し、色や濃度で糖尿病かどうか判断します。
トイレにそのまま流せるタイプもありますので、誰でも手軽に検査ができるのがメリットです。
糖尿病血液検査
指先に傷をつけて出血させ、吸引器で血液を吸い取り採血するタイプが主流です。
採血した血液を検査機関に郵送し、結果を待ちます。
ほんの少しの血液量だけで検査ができ、精度は病院の検査とほぼ変わりありません。
最近では糖尿病だけでなく、一度の採血で生活習慣病やガンの検査もできる検査キットもあります。
忙しくて病院へ行く暇もない、という方も、是非手軽にできる検査キットを上手に活用して、糖尿病の予防・早期発見を心がけましょう。
また、検査結果の良し悪しにかかわらず、糖尿病にならないために、生活習慣や毎日の食事内容を見直すことも大切ですね。