糖尿病患者が感染症にかかりやすいのは?

血糖値が高いと体の免疫力が落ちるため、外から侵入してくる細菌やウィルスに対する抵抗力も弱ってくる。

高血糖による前進の血流状態の悪化、神経障害などが原因で感染症が起こりやすくなり、また治りにくくなる。

感染症にかかると血糖も上昇して、それによってさらに感染症も悪化するという悪循環に陥る。

糖尿病患者によく見られる感染症は?

尿路感染・・・・

膀胱炎、腎盂炎、腎盂腎炎など。男性よりも女性に多く見られ糖尿病性腎症を併発していると病気の進行も速くなる。

口腔内感染・・・・

虫歯や歯槽膿漏など。唾液の減少が虫歯が出来やすい環境を作り、血流の悪化が歯周病を起こす。

吸器感染・・・・

風邪、肺炎、結核など。免疫力・抵抗力の低下により外からのウィルスや細菌が侵入するのを防げない。

皮膚感染・・・・

比較的に症状が軽い為放置しがち。やがて壊疽に進行することもあるので、十分な注意が必要。