「酒は諸刃の剣」と言われるように、適度なアルコールの摂取は、健康・長寿を促す場合もあります。
しかし、適量を超えた飲酒を続けると、次第に体の各器官が不調をきたし、さまざまな病気を誘発します。
たとえば、1日に赤ワインを1杯飲む習慣を持つ人はアルコール摂取量ゼロの人に比べて、糖尿病の発症率が4割も低いという調査結果もあります。
これは赤ワインに含まれるポリフェノールが体内の活性酸素を抑えるように働いた結果と考えられますが適量を超えた場合は、肥満となり生活習慣病や他の疾患の危険性が高まります。
つまり適量かどうかです。
糖尿病の治療では、一般に「禁酒」がすすめられますが、約束事を守り血糖コントロールが順調に推移していれば、休肝日を定期的に設けることで、「百薬の長」となることでしょう。
糖質量で飲むお酒を選びましょう
アルコールは1g7k㌍が目安ですが、エネルギーがあるだけで、主要な栄養素をほとんど含みません。
過度の飲酒と偏食を続けていると短期間で肥満や栄養失調となります。
どうしてもいうときは、糖質量を基準に飲むお酒を決めましょう。
さらしあ本舗では、ビールよりは糖質ゼロの発泡酒、日本酒よりは焼酎をおすすめしています。
どちらもアルコール度数は変わりませんが、血糖値のもととなる糖質を含む量が、少なく飲酒後即血糖値の上昇と言うような、血糖コントロールの障害となることにはつながりません。
難しい言葉ですが、醸造酒(日本酒・ビール等)よりは蒸留酒(焼酎・ウィスキー等)をおすすめします。
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- ・楽しむ酒か、仕事上の付き合いかをきちんと区分します。
(楽しむ酒は、自分のペースに応じて飲み、仕事上の付き合いの場合
は、飲んでいるフリをするだけにとどめます。)
- ・楽しむ酒か、仕事上の付き合いかをきちんと区分します。
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- ・ウサ晴らしの酒は、極力控えます。
(運動や公園の散歩など、体を動かすことに振り替えます。)
- ・ウサ晴らしの酒は、極力控えます。
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- ・自分のそのとこ時の酒量を把握します。
(飲み進めていると、急に「マズイ」と感じる瞬間があり、この時点の酒量が、そのときの自分の体調に応じたものです。そこで「やめる」という強い意志を持ちましょう。)
- ・自分のそのとこ時の酒量を把握します。
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- ・軽く何かを食べてから、お酒に移ります。
(飲食店では、まず飲み物のオーダーがとられ、先にお酒を体に入れてから食べ物をとるのがほとんどですが、空腹時にお酒を流し込むことが、もっとも肝臓を痛めます。)
- ・軽く何かを食べてから、お酒に移ります。
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- ・つまみは、高カロリー・高脂肪食は控えます。
(野菜、大豆製品、海藻類、酢の物を中心にしましょう。)
- ・つまみは、高カロリー・高脂肪食は控えます。
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- ・家で飲むことが多い人は、お酒の買い置きをやめます。
- ・そうはいっても、ついつい飲みすぎてしまうものです、そのようなときは、以下のようにしてください。・翌朝の食事の際は、野菜を中心にし、オレンジジュースなどの生ジュースをとり、昼食も野菜中心の低カロリー食とします。