お肉は少量豪華主義で

ちょっと前までは、「糖尿病には肉はよくない。」と誤解している人がたくさんいました。

これは、ちょっとした勘違いから生まれている考え方です。

今では、お肉も食べ方を工夫することによって十分な栄養源として活用することが必要です。
糖尿病やその予備軍の人は、肉を食べることが好きな人が多く、肉を食べることによって、動物性脂肪や動物性のたんぱく質をとり過ぎて、高血糖になることもあります。

肉類でも、加工肉は飽和脂肪酸を含むことが多く、これは体にあまりよくありません。

便利さの代償としては、大きいものがあります。

それらに変わり、おすすめしたいのが、豚肉や鶏肉を中心とした肉の摂取です。

特に、豚ヒレ肉や豚もも肉、鳥のササミ肉やむね肉等の脂肪分の比較的少ないものがおすすめです。

飽和脂肪酸は、コレステロールを増加させる

コレステロールは、動脈硬化を促進させます。これは、非常に大きな問題です。

血液を清浄化するためには、過度のコレステロールは天敵です。
肉を食べる際に必要なことをまとめてみました。

肉だけでは、決して血糖値は上がりすぎません。

すぐに消化され血糖値を上げることは心配ありません。

ただ、日常的に食べ過ぎは決して体にとってよくありません。

必要な栄養源としては、脂肪の少ない肉を、一回に100g以下として、量ではなく、質でお肉を楽しむようにしましょう。

我慢しすぎて、ストレスを感じることのほうが体には毒ですから。

お肉を食べるときに注意すること

・食物繊維が豊富な野菜を、たくさん食べましょう。
(お肉を食べる前に、野菜を十分に食べることによって、血糖値も緩やかに上昇します。
一度に急激に血糖値が上がることが一番危険です。)
・肉はゆっくりかんで食べましょう。
・お昼にお肉を食べたら、夜は魚にしましょう。
(主菜は、重ならないように・・・。)
・お肉の脂身は、よくありません。
(コレステロール値を上げて血管を傷つけるので、できるだけ・・・できるだけ避けましょう。
おいしいですけど)(笑)
・トンカツや串揚げなどの揚げ物は、ひかえましょう
(油のついたころも部分は落として、一口サイズにすると食べやすくなります。)

・肉とアルコール類は、過食の相乗作用をもたらします。
(もう少しだけと思うことが、気の緩みを招きます。)
.焼肉を大勢で囲むと食べた量がわからなくなります。
(できるだけ野菜を中心に、お肉だけ野菜だけと箸を動かさずに、交互に食べましょう。)

お肉の上手な調理の仕方

・フライパンは油の必要のないフッ素樹脂のものを使いましょう
・調理中に出てきた不要な油分はキッチンペーパー等でふき取ります。
・煮物や汁物でも、こまめに浮き出た脂やアクは取り除きましょう。
・調理法はできるだけ、蒸したりゆでたりする方法をおすすめします。