1.食生活

  • 1日30品目を目標
  • 動物性脂肪より植物性脂肪を摂り、肉より魚を摂る
  • 早食いは禁物。よく噛んで食べることを心がける

2.無理のない程度に有酸素運動を

※忙しくて運動が出来ないという方は生活の仲でちょっとした工夫を

  • 通勤はバス停の一つ手前で降りるなど少しでも歩くようにする
  • エレベーター、エスカレーターを使わず、階段を使う
  • 高層ビルなら2~3階手前で降り、階段を使う
  • 車は少し離れた場所に駐車し、目的地まで少しでも歩く
  • 買い物や趣味の集まりには歩いていく

3.休養

※十分な休息と睡眠

4.飛んでけストレス!

※休みは仕事を忘れて趣味などで解消

5.お酒は自分のペースで、ほどほどが良い

6.たばこは出来るだけ禁煙を心がける

7.年に一度は健康診断を

★日頃の生活習慣を見直すことは、糖尿病だけでなく、そのほか様々な病気を予防することにもつながります。

是非、この機会にご自身の生活習慣を見直し、理想的なライフスタイルを完成させましょう。

壊疽(えそ)に注意

高血糖によって末梢神経に障害が起こるため、足の感覚がマヒして痛みなどを感じにくくなります。これが壊疽(えそ)のきっかけになるけがや傷などに気づくのを遅らせ、壊疽をどんどん進行させてしまいます。

予防には 

  • 裸足で歩くことを避け
  • 靴ずれに注意
  • 靴下はこまめにとりかえ
  • 火傷しないように注意します。

神経障害を起こさない為には?

  • 何よりもまず血糖をきちんとコントロールすることです。
  • 定期的な検査が必要です。
  • 何らかの症状が出たときには、その症状が神経障害によるものかどうかチェックします。

神経障害が出たら?

  • 低血糖、高血糖になりやすいので、血糖の厳格なコントロールを
  • 長風呂は避ける
  • 足をこまめにチェックして、壊疽に注意する
  • 味覚障害を起こしていると、味付けの濃いものを求めがちになるので要注意
  • タバコは血流障害を助長します。できれば禁煙を

◎血糖値が改善されはじめた頃に痛みを感じることがあります。
それは神経障害のために痛みを感じなくなっていたのが、血糖値の改善により神経の働きがよくなるために、それまで感じなかった痛みを感じるようになるのです。
ですから自覚症状や自己判断に頼らず医師に相談したり治療を継続することが大切です。

高齢糖尿病患者あれこれ

1.低血糖に気をつけよう

高齢者や腎臓の働きが低下している患者さんでは、時間が経っても飲み薬が排泄されにくく、蓄積しやすくなります。
このため、飲み薬が予想以上に長く強い作用を示すことがあります。
また、低血糖症状が非典型的であったり、自覚症状が乏しかったりすることが多く、さらに、いわゆる痴呆症状を呈することもあり、低血糖を見落とさないことが大切です。

2.血糖値が高くても高齢者の場合は尿糖が出にくいので血糖測定は採血を

ふつう空腹時血糖値が170mg/dlくらいに上がると、腎臓から尿に糖がもれてきます。
血液から尿に糖がもれてくる時に血糖の値を「尿糖排泄閾値(にょうとうはいせついきち)」と言いますが、この値は年齢によっても差があります。
老齢者は、血糖値が高くても尿糖が出にくい傾向があります。
正しく血糖値を測るためにはやはり採血がいいですね。

3.糖尿病の人は骨折しやすい

糖尿病患者の骨折頻度は糖尿病でない人の2~4倍といわれています。
それには、インスリン作用の不足も含め、色々な原因が関係しています。
特に若い人ならすぐ治るような場合でも、高齢者では治るまでに時間がかかり、その間からだを動かせないことで、ますます骨や筋肉が弱ってしまい、ついには寝たきりの生活になってしまうこともあります。
実際に骨折は、脳卒中などとともに、寝たきりになる主要原因の一角を占めています。

4.糖尿病合併症に注意

糖尿病特有のいわゆる三大合併症が認められますが、高齢糖尿病患者はそれ以外に、動脈硬化症、高血圧症、免疫低下による感染症の併発も問題になります。
特に高齢者では動脈硬化や脳梗塞をしばしば引き起こし、場合によっては生命に危険が及ぶことがあります。

★高齢であっても、よいコントロールの維持に努めれば、合併症の進展を確実に防げるだけでなく、気分も快適になって生活しやすくなるなど、精神的にも良い効果があることがわかっています。高齢者だからとあきらめずに、まだたくさんある可能性に向かって積極的に挑戦し、納得のいく人生にしていきたいものですね。